ミトコンドリア
おはようございます!ここのての山口です(o^^o)
本日ミトコンドリアのお話。
太古、まだ、地球の大気が二酸化炭素と窒素で占められ酸素がなかったじだい、生物は原核生物とよばれる単細胞の細菌や藻のなかまでした。
原核生物は酸素を必要としない嫌気呼吸や発酵により小さなエネルギーを生み出します。
ところが、27億年前にシアノバクテリアという、藻の1種が、光エネルギーを使って、水と二酸化炭素から有機物をとりだす、【光合成⠀】を行うようになり、その結果酸素が大気中に放出されました。
そこで、酸素を利用してエネルギーを効率よく大量に生み出す生物があらわれます。
これらの好気生物がミトコンドリアの祖先です。実に嫌気的代謝の19倍とゆう大きな予算を手に入れたのです。
さらに21億年前には細胞内なやDNAを収めた核膜をもち、核と細胞質がはっきりと区分された真核生物が誕生しました。
現在の動物や植物はほぼ、全て、真核生物です。
真核細胞は、大量のエネルギーを、生み出す、ミトコンドリアのおかげで、短期間に大きく成長できるようになり、多細胞生物へと進化していきました。こうしてミトコンドリアの生み出す大きなエネルギーによって、進化のスピードも爆発的に速まったのです。
高エネルギーを得た見返りに、真核細胞は、大きなリスクも、背負うことになります。
鉄は酸素に触れると錆びますね。
これは、酸化とよばれる劣化作用で、細胞も酸素に触れると、傷つき寿命が短くなるのです。
ミトコンドリアは傷ついて働かなくなった細胞を自滅させる作用(アポトーシス)も担っていて、人体を常に活力に満ちた状態に保ちます。
体内ではがん細胞が絶えず発生しますが、ミトコンドリアがそれらを自滅させることで、癌の増殖を食い止めます。このようなミトコンドリアの機能が低下したり、数が減少すると、昔の細胞にもどり、リセットされ、それが、がん細胞ではないかとも言われています。
ようは、酸素が嫌いで酸化し、汚れているためガンになるとか。
それを切除したり、焼いたり抗がん剤で周りの細胞達まで傷つけたらどうなりますか??
私たちの体は勉強する度に本当によく出来ているなぁと思います。
そして、1人でいきているわけではない。
身体を勉強する度に感動します(o^^o)
最後まで読んでいただきありがとうございます。本日も素敵な一日になりますように❤️
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